A. 「不眠」は一過性のもの、
「不眠症」はそれが1ヶ月以上続いている状態 「不眠症」は病気としての睡眠障害の一種です。
【 不眠症の定義 】 ■ その1
・入眠障害(夜寝付くのに2時間以上かかる)
・中間覚醒(寝付いても夜中に2回以上目覚める)
・熟睡障害(朝起きても熟睡感がない)
これらか、週に2回以上ある
■ その2
1の状態が1ヶ月以上続く
■ その3
不眠のために苦痛を感じたり、社会生活などに支障がでる
この3つをすべて満たす状態を
「不眠症」といいます
(睡眠障害国際分類ICSDより)
その一方で、翌日の大事な会議などが気になって寝付けない
といったような一時的な状態が「不眠」
一過性なので、不眠「症」ではありません。
不眠には他の疾患が原因になるものもあって
チェック法はすでに確立されています。
なお、同じ「眠れない」でも、生理的に眠れないのではなく
仕事が忙しい、夜更かしで眠れない、といった状態は
「不眠」ではなく、「睡眠不足」にあたります。
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